<12月のLEC渋谷駅前本校ガイダンス情報>
本日12月23日13時~奨学生試験/13時45分~横溝プレミアム合格塾3期生向けガイダンス
※年内に私が担当するガイダンスは本日が最後です。年明け最初のガイダンスは「1月5日(月)18時~横溝プレミアム合格塾3期生向けガイダンス」です。
<1月のLEC渋谷駅前本校開講情報>
1月12日(月)19時~ 合格講座民法(債権家族法)
まずひとつお知らせです。
横溝プレミアム合格塾3期生では「合格六法」が教材に含まれていないという話を昨日のブログで書きましたが、なんと含まれることになったそうです。
地方自治法の条文がすべて掲載されている六法がなかなかないことを考えると、「合格六法」が含まれることになったのは、本当に朗報です。
きっとサンタクロースからのプレゼントなのでしょう。
■インプットとアウトプットの並行学習を!
基礎学習の段階でインプットと並行してアウトプットをしていくことが大切です。
私だけでなく、いろいろなところで、インプットとアウトプットを同時進行で進めなければいけないということをお話しされていますので、
「そんなことはもう知っている」という人も少なくないでしょう。
しかし、同時進行で進めるときの「進め方」を間違えている人が、かなりの数にのぼる。
そう感じています。
たとえば、「問題の答えを出すこと」に意識を集中させている人。
こういった人はまだ多い。
私の話を聞いたことがある人であれば、それは意味がない、ということをきちんと認識されていると思いますが、まだ知らない人も少なくないのが現実です。
■なぜ「問題の答えを出すこと」に意識を集中させてはいけないのか?
問題を解くことということは、自分が学んだ知識を角度を変えて再確認することです。
テキストに書いてある内容を、問題文という別の形で確認をすることができる。
そこが大切なのです。
いいかえれば、テキストで、内容の確認をしているだけでは、常に一方向からのアプローチしかできていない。
それでは、テキストに掲載されていない事例で問題を作られたときに、対応できない。
ひどい場合は、なんの事例であることの認識をすることもできなかったりするかもしれません。
■ではどうすればよいのか?
もちろん、問題として○か×かの判断ができること。これも大切です。
でもそこで止まってしまったら意味がない。
○か×かの判断をして、×が正解だった場合、かならず、その問題文のどこを修正したら「○」になるのかを考えてください。
考えるだけでなく、それを人に説明してください。
説明する人がいないのであれば、自分の声を録音し、それを自分で聞き直しても構いません。
理解しているということは、人にきちんと説明できるかどうかで判断できます。
自分で言っていることを自分で聞いて、わけがわからなければ、これは全く理解できていないといって間違いありません。
たまにプレゼンなどでも、なにを言っているのか、何が言いたいのかが全く伝わらない人がいますが、そういった場合と同じです。
相手に伝えたいことの核心を自分で理解していない場合は、いくら熱を込めて一生懸命話しても、相手の心を動かすことはできませんね。
■まとめると
問題を解く⇒それぞれの選択肢の内容を説明する
というプロセスを数多くこなすことで、自分が学習した項目の中で、「自分が理解していない箇所=弱点」はどこかを洗い出す。そしてそこをきちんと補強する。
これが、問題を解くことで得るべきことなのです。
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問題を解くことの意味を取り違えないこと
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