参議院選挙が終わりました。
予想されたこととはいえ、自民党の圧勝。
安部政権の経済政策へのさらなる期待という「目先の利益」に抗うことはできなかった、ということでしょうか。
それにしても、今回の選挙の結果で、もはや「二大政党制」など夢のまた夢となりました。そして「第三極」とやらもあっさりと吹き飛びました。
だいたい、「二大政党」があるから「第三極」なわけで、自民党の一人勝ちとなったいま中小政党のみなさんは、「野党のみなさん」でしかありません。
当面、安部さんの得意顔が続くことになるんでしょうね。よくも悪くも。
もちろん光も見えないわけではありません(私は楽観主義者なのです)。
たとえば東京選挙区では、30代の議員さんが二人も誕生しました。特に共産党の吉良さんは30歳ですから、参議院のなかでは最年少議員となります。山本太郎さんも30代。
彼らの主義主張はともかく、こういった若い議員の誕生で、若い人が政治に目を向けるきっかけになってくれれば、と思っています。
でも、どうか国会で野次をとばすことしか能がない、というような議員にはならないでね。
さて、「本試験まであと100日」が近づいてきました。
「本試験まであと100日」というのは、ひとつの節目ですね。
民法、行政法に軸足を置きつつも、文章理解、憲法、情報通信・個人情報保護に目配りをする。
もちろん、政治経済社会も忘れてはいけませんし、記述対策もそろそろやっておきたい。
時間があれば、商法会社法も振り返っておきたいですね。
つまり、これまで以上に、複数の科目を同時進行で進めていかないといけない時期に入るということです。
遊んでる時間はありません。
真剣に試験勉強を楽しんでください。
「実務は試験勉強みたいに答えがないから大変だ」という人もいますが、試験勉強だって相当大変です。
特に仕事をしながらとか、子育てしながらとか、別にやることがありつつ勉強している人は本当に大変だと思います。
だからこそ、あえて言います。
出来ない理由を探さない。
出来る理由を探してください。
その意味であなたも大いなる楽観主義者になりましょう。
たとえどんなに危機的な状況でも、そこに希望を見出すことができる、そんな楽観主義者になりましょう。
あれこれぼんやりとした不安を抱えて悩むよりも、今できることを、今しかできないことを全力でやる。
大いなる楽観主義者であれば、どんなに苦しい状況の中にも、希望の光を見つけることができるはずです。
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おやすみなさい&大いなる楽観主義者、という話
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