今週の土曜日から「過去問徹底解析講座」は行政法に入ります。
行政法は、早い時点で過去問を見ている方は多いと思います。
ただ、出題パターンを一気に掴んでいくというのは、やはりひととおり学習したあとの方が効果的です。
出題パターンをつかむことで、類似の選択肢の判断が飛躍的に早くなります。
それが「時短」につながっていく。
いいかえれば、時間をかけるべき問題にきちんと時間をかけることができるということです。
ただ、出題パターンを一気に掴んでいくというのは、やはりひととおり学習したあとの方が効果的です。
出題パターンをつかむことで、類似の選択肢の判断が飛躍的に早くなります。
それが「時短」につながっていく。
いいかえれば、時間をかけるべき問題にきちんと時間をかけることができるということです。
同じことは憲法でもいえますね。
初めて受験する人にとっては、過去問は情報の宝庫でしょう。
すべてが新鮮な分、頭にも入りやすいかもしれません。
こわいのは、2回目以降の人です。
過去問を見ても、新鮮味がなく、「あーこれ知ってる」「うん、わかる。わかる」という感覚になってしまう人が少なくない。
過去問は解けるかどうかはそれほど重要ではない、ということを改めて認識すると共に、わかっていると感じる論点こそ丁寧に目を通すクセもつけてください。
ゼミをやっていても、プレミアム合格塾の講義のなかでも、質問をしたとき、その内容が基本的なものであるにも関わらず、それなりの人数の方が答えられなかったりしています。
何度でも申し上げますが、行政書士試験の受験生に「中上級者」はいません。
全員「単なる受験生」でしかない。
だから、初めて受験する人は臆することはありません。
やるべきことをきちんとやっていれば合格できます。複数回受けている人は知識が豊富にあるように見えるかもしれませんが、本当にそれが身に付いていたら昨年受かってます。
一方で、2回目以降の人は、油断することなく準備をしていくことが大切です。
昨年と同じような勉強をしていないか?
ある程度理解できている論点と、そうでない論点の仕訳ができているか?
あやふやな知識が増えても、試験では何の役にも立ちません。
とにかく、丁寧に反復することを心がけましょう。
また、受験回数が多いことを恥じる人もいますが、今年合格すればそれでよいのです。
そこまで何回かかったかなんて、長い人生のなかではどうでもよいことです。
過去にとらわれすぎず、今年の合格に向けて自分は何をするべきか、真剣に考えてください。
いずれにしても、ここからの4ヶ月の過ごし方で勝負は決まるということを肝に銘じておきましょう。