平日クラスの合格講座は民法(総則物権)が残すところあと1回。
徐々に情報量が増えてきていますので、とにかく復習をサボらずやってくださいね。
そして、2016年度の合格発表(今月31日)も近づいて来ました。
先日の講座説明会にも、リベンジ組の方がいらっしゃいました。ここに来て昨年受験した人で、リベンジを目指す人が、再び動き出しているのかもしれません。
「横溝プレミアム合格塾5期生」の配信が本日から始まる、というのもあるとは思いますが。
ということで、リベンジを目指す人に改めて「バランスよく勉強することの大切さ」についてお伝えしようと思います。
まず、「受験経験者だから知識が十二分にある⇒だから問題演習中心でよい」という発想は大きな間違いです。
だって、知識が十二分にあるんだったら、合格してます。
もちろん問題演習量がたりなかったというのも敗因でしょう。
でもそれ以上に、知識のあいまいさが大きな要因になっていることに目を背けてはいけません。
知識の正確さは、「基礎体力」に相当します。
基礎体力があきらかに劣っているのに、それを増強することなく問題演習をしていても、根本的な解決になりません。
まるで、食事をしないまま、サプリメントだけ大量に飲んでる状態です。そんなことやっていたら早晩体を壊しますね。
たとえば2016年の行政法択一。
15問正解できていた人は、それなりにいます。
しかし、大切なのは「正解数」ではないのです。
ではなにか?
ちょっと考えてみてください。
福岡本校は、天神駅が最寄りなんですね。美味しいお店いろいろありそう。
ひとりでふらっと入れるお店あるかな?
ということで考えてみましたか?
「正解数」でなければ、なにが重要なのか?
答えは、「解答時間」です。
というのは、同じ正解数でも、行政法択一19問にかけた時間が1時間の人と、50分の人と、40分の人を比べると、やはり時間が短い人ほど全体の点数が良いからなんですね。
理由は簡単です。
行政法択一で「時短」に成功したことで、民法やそのほかの科目に当てる時間をふやすことができたから。
ではなぜ時短できたのか?
それはその人に基礎体力=知識量が十二分に備わっていたからです。
よくヤマをかける人がいますね。
試験が近くなるとヤマばかり知りたがる人もいます。もちろんヤマをかけることも試験対策では大切です。
でも、基礎体力がないのにヤマをかけたところだけ勉強しても、結局問題は解けません。
いまの時期はまず基礎体力=知識量をきちんと蓄えることが大切。
そして、限られた試験時間をいかに効率よく使うことができるか?
これは合格するために必ず考えておかなければならないことなのです。
あと、受験経験者がインプット講座をうける場合、「自分はどこがわかっていなかったのか?」を見定めながら講義を聴いていくことも重要です。
「あーこんなの知ってる」という感覚で講義を受けてしまうと、大切なことを見落とします。
それも忘れずに。
最後に、今日で阪神淡路大震災から22年。
改めて犠牲になった方のご冥福をお祈りいたします。
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リベンジするなら知っておくべきこと
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