合格発表がありました。
そこそこの年数(20年になります)、行政書士試験講師をやっていますが、発表は相変わらずドキドキします(笑)。今年も前日からソワソワドキドキしていました。
合格率は10.7%。
低いと感じる方もいらっしゃるようですが、個人的な感覚としては、「こんなもんかな」という感じです。
たしかに一般知識のおかげもあり、択一の総得点は高かったですが、当時の記事でも指摘している通り記述の出来は良くなかったのではないかとみています。
問題45で錯誤について書いた人が部分点をもらっているのかどうかはまだわかりません(もらってそうな感じですけど)。
素直に見たら「第三者による詐欺」だと話してきましたが、解答例はまさにそれそのものでしたね。
LECの無料成績診断でも錯誤を書いた人は少数派でした。しかもそれを正しく書いていた人はさらに少なかった。それが「第三者の詐欺」のみの解答例となったと推測されます。
そして問題37は予想通り2が正解で押し切ってきましたね。
また皆さんの得点が実際にわかってきたら、特に記述について触れたいと思っています。
合格したあなたへ
ということで、見事合格を勝ち取ったあなた。あらためて合格おめでとうございます。
合格したからこそ体験できる世界が目の前に広がっていきます。
それを心ゆくまで味わってください。
また別記事で書きますが、ZOOMを使った事務所説明会や、最近発売されたオススメ本もあります。
あとこれから受ける方のためにこちらのアンケートにご協力いただけたら嬉しいです。
残念な結果に終わったあなたへ
昨日のブログにも書きましたが、もう一度「なぜ試験を受けるのか?」について考えてみましょう。
結果が出ると心無い雑音も増えます。
いつもなら気にならないような他人の言動が引っかかることもあるでしょう。
だからこそ「動機」は大切です。
あなたにとって試験に合格することが、人生のなかでのプライオリティとして高いのであれぱ、雑音も乗り越えられます。
そして落ち込むときはガッツリ落ち込んでください。
いいじゃん、泣いたって。
あなたが味わった悔しい思いを胸に刻みましょう。
できればどこかに書いておくと良いですよ。
人間よくできたもので、今の悔しい気持ちもしばらくすると忘れてしまいます。
喉元すぎれば熱さを忘れる、なんてことわざもあるくらいです。
ともかく、試験の結果はあなたの人生のほんの一部の評価に過ぎません。
あなたの全人格を否定するものでは決してない。
そのことも忘れないでください。
その上で、リベンジを決めたのであればすぐ動きましょう。
すでにリベンジに向けて動いている人も少なくありません。
不合格の原因のひとつは、準備時間不足に求めることができます。
同じ轍は踏むわけにはいきません。
どんなに遅くとも2月中には再スタートをきりたいところです。
これから、ZOOMを使った個別相談(無料)を企画していますし、2月11日には奨学生試験な
や、学習戦略構築サミットも開催します。
こういった機会を活用してもらえてら、幸いです。