7月22日から24日は「到達度確認模試第1回」です。
そして24日は生解説講義を渋谷駅前本校にて16時30分から無料で行います(約90分)。
参加資格は、到達度確認模試第1回を受けていること(通学・通信どちらでもOK)。
問題と解説をもって直接お越しください。
「横溝ゼミ」は民法第2回まで終わりました。
う~ん。思ったより基本知識が抜けていますね。
これは、まずいなと思い始めた次第です。
でもこれは多くの受験生に当てはまることなのではないかとも思っています。
受験回数に関わらず、民法の学習に悩む人は少なくないということでしょう。
民法の基本知識が抜けてしまう主な原因は
① 知識不足
② 問題演習偏重の弊害
という2つが考えられます。
①は初めて受験する人に多く見られます。
まだ民法全体のインプットが終わっていないか、終わったが全く整理できていないという状態です。
もちろん、2回目以上の受験という人でも、こういった状態の人は少なくないでしょう。
このタイプの場合は、まずひととおりインプットをきちんと終えることが最優先課題です。
そして、民法の論点全体をある程度カバーできる問題集を使い、知識の定着を図ること。
さらには、各論点の「要件」について、きちんと覚えるようにする。
また定期的に目次学習を使い、自分の知識がきちんと身に付いているかを確認する。
「横溝ゼミ」を受けている方は、そこで繰り出される質問が、目次学習の目安になります。
②は複数回受験の方に多くみられます。
前回の試験で自分が得点できなかったのは、問題演習不足であるという自己分析の下に、問題演習を中心に自分の学習計画を組み立てているのは決して悪いことではありません。
しかし、食事と一緒で、バランスを崩すと、害悪しか発生しない。
いくら体に良いからといって、トマトしか口にしなかったらさすがに体調崩しますよね?
問題演習ばかりやっているというのは、それと同じです。
「でも先生、いちいちテキストに戻っていたら時間がかかります。そうすると、こんなことやっていていいのかなという気持ちになるんです」
そんなことをおっしゃる方も案外多い。
民主主義のプロセスと一緒で、「即断即決」が善という固定観念を捨てること。
これは民法の学習においても同じです。
きちんと時間をかけてじっくり学ぶ。
このプロセスを飛ばしてしまうと、民法を得点源にすることは無理ですよ。
昼間講義をしていると、渋谷の街頭から演説の声が風に乗って聞こえてきました。
31日が投開票という東京都知事選挙。
岩手県知事時代の実績がかなり怪しいことは触れずに、自公の全面バックアップを受けている東電元社外取締役の増田候補。
「日本会議国会議員懇談会」の副会長のひとりを務めている小池百合子候補。この議員連盟の特別顧問は安倍晋三・麻生太郎。相談役は谷垣禎一(敬称略)。「女ひとりの戦い」といって支持を集めているようですが、なぜかいまだ自民党は離党していません。
急ごしらえの感が否めない鳥越俊太郎候補。悪くはないのですが、あまりにも急ごしらえなのが気になります。
そしてメディアはそれ以外の候補を泡沫扱いし、詳細に報じることはありません。
でもそのなかにも素晴らしい候補者はいらっしゃいます。
たとえば上杉隆候補。
鳥越さんと上杉さんの政策論争を見たいと思っているのですが、実現は難しいのかな。。。