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Channel: 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  
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わかってなかったことに気がつくことが理解への第一歩

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2018年度行政書士試験に向けて勉強をすでに開始している方の中には、「しっかりやったはずなのに、問題解いてみたらあれ?」みたいな状態に陥っている方も少なくないかと推察しています。

この時期ですと、憲法か民法(人によっては両方)をある程度勉強した状態の方が多いかな。

あなたはどうですか?

私の講義を受けている人によく言うのは、講義を受けて、わかったと思っていたことの半分くらいが、実際にあなたがわかっていることだという現実を知っておけ、ということ。

実際そんなもんです。

だからこそ、繰り返すことが大切なのです。

最初は30%くらいの理解度だったものが、2回目で50%になる。この時点でも、復習用ドリルをやってみても、できないものが次から次へと出てくる。

たとえば憲法だったら、本試験における判例の知識を問う問題をやってみてください。

「えー?!」っていうくらいできなくて当たり前です。

「自分はなんてダメな人間なんだろう」って落ち込む人もいるでしょう。

それでいいんです。

だいたい考えてみてください。

最初からバンバンできるわけがありません。

それが可能なら、合格率がもっと高くなっています。

できないことがわかるから、そこから工夫が生まれるのです。

自分を過信してはいけません。

できないなぁといって落ち込むということは、もっとできるはずという過信の現れ。

もっと謙虚になりましょう。

できなくて当たり前。

だから少しでもできたら、「自分やるじゃん」と思ってください。

そしてもっとできるようになりたかったら、反復させましょう。

どこのスクールでもそうですが、講義を通り一遍聞いたら、自動的に問題がスイスイ解けるなんてことあるわけないでしょ?

私が伝えたことを、あなたの中に定着させるのは、あなたの仕事です。

判例の勉強をするのであれば、あなたが先生になってあなたに説明してみると良いですよ。

どんな事件だったのか?

なにが争われたのか?

判決のポイントは?

簡潔に説明できれば、その判例については理解できているということです。

あなたで説明している様子をスマホで録音して、あとで聴いてみてください。

あなたがどこをわかっていなかったかが、思った以上に把握できます。

ともかく、通り一遍講義を聴いたくらいで、「何も私はわかってない」なんて落ち込む必要は全くありません。それが普通だから。

もっと言えば、「わかっていなかったことに気がつくことができた」というのは、大きな収穫です。

このことに気が付いたときに、あなたはやっと「受験生」としてスタートラインに立ったのです。

「あれ?!わかってなかったなぁ」をイヤになるくらい繰り返した先に合格は待っているのですから。



春はこんな感じのシャツが着たい。

そんな気分です


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