<4月の開講情報>
いずれも無料体験受講できます。
詳しくは渋谷駅前本校(0334645001)まで。
4月15日13時30分~ 合格講座民法(総則物権)第1回
4月19日19時15分~ 合格講座行政法(救済自治)第1回
4月21日10時~ プレミアム合格塾行政法第1回
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東京の豊島区で道路上に張り出した個人所有の松の枝を切る代執行が行われたそうです。
民法上は所有者でないと枝は切れませんね。
近隣住民の苦情を受けて、豊島区はたびたび行政指導をしてきたそうです。
でも改善されませんでした。
今回豊島区は適正管理条例を作ることで、是正命令を出せるようにして、義務違反者に対して代執行をできるようにしたようです。
さて講義を受けている人からこんな質問を受けました。
「先生!目次学習の仕方がよくわかりません」
「先生!目次学習の仕方がよくわかりません」
実際よくわからないまま、なんとなく目次学習が大切だと思っているだけ、という人は多いようです。
それに対する私の答えは・・・

でした。
なぜだと思いますか?
そもそも目次学習とは、テキストの目次を使って、論点整理を行う勉強のことです。
テキストをただ読んでいるだけでは、知識が自分のものにキチンとなっているかどうかがわかりません。
そこで、目次をみて、
「どんなことが問題になっているのか?」
「重要な判例にどんなものがあったか?」
といったことをどれだけ思い出すことができるかをチェックする。
それによって、あなたの知識の抜けがどこにあるのかを随時確認することができる。
ついつい、「こんなの知ってるよ」という反応をしてしまい、その結果、重要な知識の抜けに対して有効な策をとることができない。
そんな人にこそ目次学習はおすすめです。
で、そこに何でサイコロが絡むのか?
実は目次学習をするときに、ついついやってしまいがちなことがあって、それを避けるためにはサイコロがあるといいよね、ということなのです。
というのも、多くの人は目次学習というと冒頭から確認していこうとします。
もちろんそれも悪くはないですが、ある程度出てくる論点の予測が出来てしまうこともなくはない。
予測可能性は大切な場面ももちろんあるのですが、目次学習においてはないほうがよいのです。
だって、論点内容の予測がついてしまうと、自分で考えるということをしなくなるから。
そこでサイコロの出番です。
サイコロをふり、出た目に合わせて目次を開く。
例えば6が出たら6ページ目を開いてそこに掲載されている内容について確認してみる。
こうやってランダムに確認していくことで、あなた自身も気づいていなかった知識の抜けを発見しやすくする。
ある日は冒頭から確認したら、次の日は終わりから確認してみる。
はたまた、たまたま開いた箇所の確認をする、でもよいですね。
サイコロは、よりランダムに確認できるのてで、あると便利ですよ。

とにかく、知識確認は謙虚にやることを心がけてください。
論点を思い出すことが大切なのではなく、あなたの中の知識の偏りや抜けを探すことが大切なのですから。
特に受験回数が3回以上の人は、こういった意識を強く持つようにしましょう。
何でも知ってるのであればとっくに合格しています。
合格できないのは、運が悪いわけではない。問題との相性なんて、バカいっちゃいけない。
ただただ、あなたの中に知識の偏りや抜けがあることが原因です。
そのことをまず認識しないことには、何も始まりません。